takedabase~竹田校×メタバース~②メタバースの活用に向けて その2
自分の分身を使ってコミュニケーションができる仮想空間として、近年、世間から注目を集めているメタバース。
この連載では、そんなメタバースと竹田校の歩みを少しずつ御紹介していきたいと思います💁♀️
☟前回の記事「②メタバースの活用に向けて その1」はこちら♪
いざ、メタバース💪
メタバース活用に必要なVRゴーグル(VRHMD)を問題なく使うことができるようになったところで、メタバースを作成する活動を行いました。
会津若松市内のIT企業『Eyes,JAPAN』さんからのアドバイスもあり、今回は、安全性や予算面に考慮して、無料で利用できるメタバース空間をアレンジする形で『takedabase(竹田ベース)』(メタバースの名称)作りに取り組むことにしました。
既存のメタバースをアレンジすることは、ゼロからメタバースを作るよりは簡単なことなのかもしれませんが、初めて挑戦する生徒達にとっては大変な活動でした。
選べるメタバース空間は20以上もあり、アバターはパーツの組み合わせによってその種類は無限大です。楽しさを感じながらも困惑した様子も見られました。
『takedabase』の目的💡
どのようなメタバース空間を選べば良いのか悩んだ生徒達は、自分たちで決めた『takedabase』の目的に立ち返りました。
それは「自分たちが作ったメタバース空間がどんな人達にとっても居心地の良い空間になってほしい」ということ。
みんなにとって居心地が良い空間とはどのようなものなのか。生徒達は、活発に意見を交わしながら模索していきました。
今回の学習の成果発表は、メタバース空間の中で行うため、スライドや発表原稿も全てメタバース内に表示します。
そこで、生徒達は自分たちの発表のしやすさや発表相手からの見えやすさも考慮して最適なメタバース空間を選んでいきました。
何度も意見交換をし、実際に立ち位置や見え方などを検討した結果、暖炉があって温かみを感じられ、また、適度な照明でゆったりとしたソファーがある「リビングルーム」というメタバース空間を発表の場に決めました。
発表に向けて📃
発表の場が決まった後は、発表の練習に取り組みました。メタバース空間に投影された原稿をVRゴーグルを装着して読み上げることに慣れるまで、練習を重ねました。
発表する相手に自分たちの調べたことや考えたことを正しく伝えるために、何度も練習に取り組んだ生徒達。いよいよ発表のときをむかえます。
次回は、発表の実際や発表の際の様子についてお伝えします。