国語『魅力を効果的に伝えよう』
中学部2年生は、国語科の『魅力を効果的に伝えよう』という学習で、岩手県立盛岡青松支援学校の友達に福島県立博物館の魅力を伝える活動に取り組みました。今回は、その学習の軌跡をご紹介します。
これまで、国語の授業で、『多様な方法で情報を集めよう~職業ガイドを作る~』という学習に取り組み、福島県立博物館の学芸員の仕事に関する調べ学習を行ってきた生徒。『魅力を効果的に伝えよう』の学習では、ここで学んだことを生かして、『博物館紹介』をすることにしました。
👇これまでの学習の様子はこちら!
校外学習①
まずは、盛岡青松支援学校の友達はどんな展示品に興味があるか、自分が魅力に感じる展示品についてどう伝えると良いかを探るために、博物館に向かいました。そして、学芸員の西尾さんと一緒に、どの展示品をどのように紹介すると相手に魅力的に伝わるのかについて考えました。
校外学習②
次に、テレプレゼンスアバターロボットtemiと一緒に、博物館内を周りながら、展示品紹介の練習をしました。
前回の校外学習では、temiを上手く操作できず心配していましたが、今回はtemiの操作も原稿読みもとてもスムーズにできました!
校外学習③
引き続き、盛岡青松支援学校の友達が魅力的と感じるような紹介の練習に励みました。
また、この日は、生徒のおすすめの展示品の一つである『赤糸威大鎧(あかいとおどしおおよろい)』の魅力を効果的に伝えるために、実際に鎧を装着してその感想を伝える特別ムービーの撮影もしました。
校外学習④
11月17日。いよいよ『博物館紹介』当日!
前回のリハーサルでは、生徒の喉の調子やtemiの調子が万全ではなかったり、電波状況が良くなかったりしたために、不安を抱えて当日を迎えましたが、博物館を魅力的に紹介したい、福島県の素敵なものを紹介したいという生徒の強い思いが通じたのか、当日は生徒とtemiの調子は絶好調!これまでの学習の成果を十分に発揮して、展示品の魅力を伝えることができました。
後半は、盛岡青松支援学校の友達が遠隔でtemiを操作し、自分達が興味のある展示品の見学をすることもできました。
来月は盛岡青松支援学校の友達が岩手県立博物館の紹介をしてくれる予定です。その日を楽しみに待ちたいと思います♪