🌸会津支援学校竹田校の紹介(R5)🌸
福島県立会津支援学校竹田校は、福島県会津若松市のほぼ中央に位置する竹田綜合病院の敷地内にある会津地区唯一の病弱・虚弱特別支援学校です。
会津支援学校竹田校は『闘病している子どもたちの学びの場をつくりたい』と願う市内の婦人団体による4年越しの設立運動が実り、昭和41年(1966年)に会津若松市立謹教小学校竹田分室として、財団法人竹田綜合病院内に設立されました。当時は木造平屋2教室の校舎で、教員も1名のみでした。
同年、『ベッドスクールを育てる会(後の『社会福祉を進める会』)』が設立され、竹田綜合病院長を始めとする病院関係者、市教育委員会、福祉行政の方々、子どもの入院をきっかけに、趣旨に賛同された多くの保護者や市民の方々が「みんな同じ空の下に生きている」を合言葉にして、40年以上にわたってベッドスクール(竹田校)の発展と教育活動の充実を支えてくださりました。
昭和53年(1978年)には福島県立須賀川養護学校の分校、平成2年(1990年)には福島県立会津支援学校の分校となりました。その後、平成29年(2017年)に学校名が「福島県立会津支援学校竹田校」と変わり、現在に至ります。
今年度(令和5年度)は、中学部2学級・計2名の生徒が在籍しております。本校の授業は、小学校・中学校の授業と同じ内容・進度で行うとともに、児童生徒一人一人の学習の状況に応じて実施しております。在籍生徒数は非常に少ない状況ではありますが、その分生徒や教員はもちろん、保護者、地域、医療等が一丸となって学校を創り上げています。
また、要請に応じて、竹田綜合病院に入院している児童生徒に対し、病室に出向いて学習支援を行っています。
さらに、本校に設置されている「地域支援センターあいづっこ」と竹田綜合病院小児科が連携し、入院・通院している児童生徒や保護者に対して『あいづっこ相談』という教育相談も行っています。
詳しくは、本校のHPに掲載しておりますので、ぜひ御覧ください♪
最後に、日頃より本校の教育活動に対して格別の御理解・御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。今年度も、地域の中で共に自己を磨き、希望をもって生き生きと学ぶことができる学校を目指して、児童生徒一人一人の病状や教育的ニーズに応じた個別最適化された学びの充実させ、全ての子どもたちの可能性を引き出す支援ができるよう、本校教員一同努めてまいりますので、御理解・御協力の程、よろしくお願いいたします。